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まずは電子を放出したり受容したりして原子がイオンになるというやり方が挙げられます。 2つ例を出しましょう。 Na(ナトリウム・原子番号11)電子数は当然11個です。これに1番近い希ガスはNe(ネオン・原子番号10つまり電子数10個)なので、それと同じ個数の電子を持つように電子を1個放出します。 その際にNaの陽子数は変わらず11個であるためにこのイオンは正に帯電します。このイオンをNa^+(+は右上に小さく表記するの意、指数ではない)と書きます。 Cl(塩素・原子番号17)に最も電子数が近い希ガスはAr(アルゴン・原子番号18)なので、今度も同様に電子数の調整をして安定化を図ります。 今度は電子を1個他所からもらえば安定しますね。すると、陽子数17で電子数18になるので、負に帯電してCl^-と表記します。 このように、正に帯電したイオンを陽イオン、負に帯電したイオンを陰イオンといいます。