返信記事数が500件あります。500件を超えると書き込みができなくなります。
題名:☆慶チン⌒☆の部屋
- ☆慶チン☆
- 2013/04/17 01:13
まいどト樢Q
慶チンでふ(≧▽≦)ゞ
腕はありまてんが、オセロ好きでふヘ
仲良くしてくれてる方もまだそうでない方も遊びに来てコメしてに
よろちく〇〜
⇒書き込み
No.226
☆慶チン☆
2013/05/11 03:17
二人は顔を見合わせ、同時に首をふる。
「いや、無理じゃないかな。だってさ、クスノキさんとミヤギさんですら喧嘩するんでしょ?
あんなに仲良しの二人でさえそうなるなら、俺たちが喧嘩しないわけがないじゃん」
気付けば俺はぼろぼろ泣いていたな。
二人は、そんなみっともない俺をなぐさめてくれた。
で、驚いたことに、俺の想像している以上に俺のことを知ってるやつは多いらしくてさ。
“またクスノキが新しいことやってるぞ”って感じで、徐々に俺の周りには人が集まってきたんだ。
俺はミヤギとは喧嘩別れしたってことにしといた。
向こうが俺を見限って、捨てたってことにしたんだよ。
「ミヤギはクスノキの何が気に入らなかったんだろう?」女子大生っぽい眼鏡の子が、怒ったように言う。
まるで本当にミヤギが存在したかのような口ぶりでさ。
「こんな良い人をおいて消えるなんて、そのミヤギってやつは、本当ろくでもない女だな」
若いピアスの男はそう言って、俺の背中を叩いてくれた。
俺は何か言おうとして顔を上げて、でもやっぱり言葉につまって…
――そのとき、背後から声がしたんだな。
「そうですよ、こんな良い人なのにねえ」って。
No.227
☆慶チン☆
2013/05/11 03:25
その声に、俺は聞き覚えがあったんだよ。
一日や二日で忘れられるもんじゃない。
俺にその声を忘れさせたかったら、三百年は必要だね。
声のした方を向く。
俺は確信していたんだ。
聞き間違えるはずはなかった。
でも実際に見るまでは、信じられなかった。
「そのミヤギって人は、ろくでもない女ですね」
ミヤギはそう言うと、自分でくすくす笑った。
「……すごいですよね、たった三十日で、私の人生の大半を買い戻しちゃったんですから」
隣に座ったミヤギは、俺によりかかりながらそう言った。
周りの人間はあぜんとした顔でミヤギを見てたね。
そりゃまあ、実在してるとは思わなかっただろうなあ。
「あんた、もしかしてミヤギさん?」と一人の男が訊ねて
「そうです。ろくでもないミヤギです」
と彼女が答えると、俺の手を取って「良かったな!」と祝ってくれた。
だが、当の俺はまだ事情を飲み込めずにいた。
なんでミヤギがここにいるんだ?
どうして周りの人の目にミヤギが映ってるんだ?
ミヤギは俺の手を握り、説明してくれた。
「つまり、私もあなたと同じことをしたんですよ」
俺が寿命を三日だけ残して売った直後、あの代理監視員の男が、彼女に連絡したらしい。
『クスノキとかいう男、自分の寿命をさらに削って、お前の借金をほとんど返しちまったぜ』、ってさ。
それを聞いたミヤギは、すぐに決断したそうだ。
「三日残して、あとは全部売っちゃいました」
とミヤギは言った。
「おかげで、借金を返しても、まだまだお金があまってます。
三日間だけじゃ、とっても使い切れないくらい」
あれ?なんだろう
今日は暑くも無いのに目から汗がでるぜ
No.228
☆慶チン☆
2013/05/11 03:32
「さて、クスノキさん」
ミヤギは俺に微笑みかける。
「これから三日間、どう過ごしましょう?」
多分…
その三日間は、俺が送るはずだった悲惨な三十年間よりも
俺が送るはずだった有意義な三十日間よりも
もっともっと、価値のあるものになるんだろう。
お
し
ま
い
No.229
桃ぱんつ【天使のぱんてぃ】
2013/05/11 10:54
おはよぉ☆〃
多分全部読んだよ。
読むの大変だった(笑)
今度ゎ終わりから載せてって
No.230
☆慶チン☆
2013/05/11 11:35
ハハハホ
桃チン
最後まで読んでくりてありまと〜(≧∇≦)P
なんか人生について、ちっと考えさせられる話だにマ
たまたま、このお話に出会ったんだよに
おりは、なんかうっすらとだども、なにかしら得るものがありますた。
皆、そりぞりなにかしら抱えて生きてるけんど、こりを1人でも読んでくりる人がいて、なにかしら得るものがあったならこりを載っけた甲斐がありまふ
こりでも、結構骨折ったんだゆマ
だば、3連勝対局スレに戻りたいと思いまふm(_ _)m
⇒1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
16.
17.
18.
19.
20.
21.
22.
23.
24.
25.
26.
27.
28.
29.
30.
31.
32.
33.
34.
35.
36.
37.
38.
39.
40.
41.
42.
43.
44.
45.
46.
47.
48.
49.
50.
51.
52.
53.
54.
55.
56.
57.
58.
59.
60.
61.
62.
63.
64.
65.
66.
67.
68.
69.
70.
71.
72.
73.
74.
75.
76.
77.
78.
79.
80.
81.
82.
83.
84.
85.
86.
87.
88.
89.
90.
91.
92.
93.
94.
95.
96.
97.
98.
99.
100.
[0.home]